播磨の古代

2004年2月1日 歴史物
播磨には畿内以外では唯一の宮内庁管理の古代陵墓
がある。 ヤマトタケルの母、イナミノオオイラツメ
の日岡陵(ひおかのみささぎ)。 播磨國風土記の
冒頭にはタケルの父であるヤマトの大王がイラツメを
求めて高砂の近くまで来り、播磨灘を望む御殿、今の
御厨神社あたりに住んだと記されている。
加古川下流域には、古墳時代前期の古墳が集中する。

さらにさかのぼって神代。 風土記の播磨建国神話
によると、初代の播磨国王になる男は出雲から
山を越えて流れてきたらしい。 そして千種川流域
にあった国の女王、サヨヒメに拾われるが、まもなく
彼女と別れ、揖保川流域に新国家ハリマを建設する。
この国は建国後すぐ、朝鮮半島からアメノヒボコの
侵略を受けて苦戦するが、なんとかこの危機を
乗り越えて、古代の大国への道を歩みだす。

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