市川浩は日本の身体論の先駆者。
1968年に書かれたこの本は1992年に文庫化されて以来
10版以上を重ねている。
「存在は裸形をおそれて幻影をまとう」という書き出しではじまる。
著者は、現象学を駆使して日本的な身体論を展開したとされるが
書き出しからして現象学の難解さがよくあらわれている。
最初からこの本を読み通すといった読み方は私にはできない。
ときどき本を開いて読み、理解できないところが錯綜してきて
我慢できなくなり読むのをやめることの繰り返し。
繰り返しているうちに自分なりの理解には到達するにせよ、
これが他の人の理解とどれほど同じかはきわめて疑問である。
ISBN:4061590197 市川 浩 講談学術文庫 ¥1,100
1968年に書かれたこの本は1992年に文庫化されて以来
10版以上を重ねている。
「存在は裸形をおそれて幻影をまとう」という書き出しではじまる。
著者は、現象学を駆使して日本的な身体論を展開したとされるが
書き出しからして現象学の難解さがよくあらわれている。
最初からこの本を読み通すといった読み方は私にはできない。
ときどき本を開いて読み、理解できないところが錯綜してきて
我慢できなくなり読むのをやめることの繰り返し。
繰り返しているうちに自分なりの理解には到達するにせよ、
これが他の人の理解とどれほど同じかはきわめて疑問である。
ISBN:4061590197 市川 浩 講談学術文庫 ¥1,100
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