古代の西宮

2008年3月21日 地歴
万葉の時代 
今の伊丹市から
尼崎市北部にあたる
猪名野(いなのささはら)を横切って
武庫川を渡り
広田社のあたりまでくると
広々とした入り江の向こうに
角の松原が横たわっていた。
その彼方に大阪湾がある
現在の名次町は名次山にちなむ。
山から眺める景色は
天橋立のようだったのかもしれない

広田社の前の海を詠む (千載1048)

はるばるとおまへの沖を見わたせば雲ゐにまがふあまのつり舟


名次山を詠む

万葉 279 吾妹兒二 猪名野者令見都 
名次山 角松原 何時可将示
わぎもこに ゐなのはみせつ 
なすきやま 
つののまつばら いつかしめさむ

http://filologos.diarynote.jp/200812210614454802/


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索