岐阜県のルドン・コレクションを展示中。
ルドンは印象派と対立した象徴派(シンボリズム)の大家
フランスの国宝級の画家だそうで
ニューヨークやパリの大美術館が彼の作品を競って集めている。
日本の地方美術館が数百点ものルドン作品を所蔵しているとはどういうこと??

彼は精神の暗黒、暗いトンネルを通過し、晩年は素晴らしい境地に至ったと評されます。
展示にはブッダを描いた絵などもありましたが
あれは「降魔成道(ごうまじょうどう、誘惑を振り切って悟りをひらく)」という観点から描いているのか、仏教の神秘思想である密教に興味があったのかそのあたりはわかりませんでした。

今回の姫路の展示は暗い時代の作品(ルドンの黒 Noir)が中心でしたが
晩年の作品もまたいろいろと見てみたいものです。
象徴主義は人間の内面や夢、神秘性などを象徴的に表現しようとするもので
黙示録やカバラとつながっていそうです。
展示には薔薇十字のリットンとの関係についての説明がありましたが
その部分はよくわかりませんでした。

Minstrelさんのブログ記事
http://minstrel1209.blog62.fc2.com/blog-date-20090813.html




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